第1章~姿勢編~

浪人生と現役生の差

こんにちは

今回は浪人生と現役生の違い・差についての記事をまとめていきます。

新年度開始までに受験生がやるべきこと5選」の記事の中で書いたように私が現役生の時は浪人生を舐めていました。落ちるような人には負けないと思っていました。
現役生にはそうならないように現役生との埋めなければいけない差を意識してもらう機会にしてもらいたいと思います。

また、私が同級生の浪人生と話した中で、結果として第1志望に合格したからではありますが浪人してよかったと感じると一致しました。それも書いていくので浪人生には参考にしつつ生活に生かしてもらいたいです。

経験という大きな差

そんなの知っているよと思うでしょうが、浪人生と現役生の差は「経験」です。

もちろんこれで記事を終えることはしません。しっかりと掘り下げていきます。

全部で4つピックアップします。はじめは誰もが想像できるようなことから紹介し、徐々に経験者ならではの視点からの内容にしていきます。

学習進度

1つ目の差は学習の進度です。
当然ながらほとんどの現役生は4月から3年生の範囲を習います。予備校に通っていたとしても3年生の範囲がすべて終わっている人は少ないでしょう。
一方で浪人生は既に一周終えているので基本的には新しく学ぶことはなく、基礎の復習や問題数をこなすことに専念できます。

勉強法

2つ目は勉強法の差です。
浪人生は勉強方法に関して受験に落ちたことで前年の学習はダメであったことが判明しています。そのため前年の勉強法を参考にダメだった部分を検討し、修正することができます。受験生の自分の勉強法があっているのかどうかという問題を少し和らげることができるのです。
言い換えると浪人生は自分に合う勉強法、合格しやすい勉強法に合える確率高いということです。

受験会場の様子・雰囲気

3つ目の差は浪人生は受験会場の様子や雰囲気を経験しているという差です。
これもわかりやすいと思いますが浪人生は一度受験している分、受験会場を知っています。この経験は全く知らない現役生と違い、常日頃から受験会場をイメージして勉強することができます。

また最もこの差が出るのは直前になった時です。
直前期に必ず記事で扱いますが、会場の経験はイメージトレーニングの正確さに関わってきます。イメージトレーニングで会場の景色、緊張感をイメージできることは非常に大きなアドバンテージです。
特に同じ大学を受ける場合には会場までのアクセス・校内設備などを知っていることもアドバンテージになります。

落ちる恐怖

4つ目の差は落ちる恐怖を知っていることです。この差は最も大きな差だと考えています。
実際、私が大学の浪人を経験した同級生、先輩と浪人について話したときにお互いに一番の差はこの「落ちる恐怖を知っている」ことで一致しました。

しっかり悔しさを持っている浪人生はとんでもなく落ちる恐怖をわかっていると思います。あっという間に過ぎた受験時間で、そしてそれを確認するワンクリックで自分の人生が決まってしまうあの恐怖を知っています。

しかし現役生はこれを持っていません。浪人生ならわかると思いますが、自分が現役生のころ今感じているような恐怖を持っていなかったでしょう。現役生でも絶対に落ちたくないという気持ちを持っている人は多いでしょう。でもそれでも浪人生の感じている落ちることが許されない、人生を賭けるという気持ちには絶対にかなわないと思います。

正直、浪人生であった私には差を強く感じることができるのですが言語化することが非常に難しいです。

ではどうすればいいのか。私がこのブログでこの恐怖について触れたのは、現役生に浪人生との間に時間以上に埋められない経験があることを知ってもらいたかったからです。それほどに現役生にとって浪人生は手ごわいライバルなのです。

つまりそれを抜いて合格を勝ち取るための努力をしなければいけないのです。

この記事を通して、私が現役生のときに感じていたような浪人生に対する油断を持っている人には少しでもそれを変えるきっかけになってくれたらうれしいです。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今回は浪人生と現役生の差についてよく触れられることから浪人経験のある私ならではのことまで取り扱いました。

この記事を通して、現役生には浪人生と大きな差があることを再認識し、それを覆すほどの努力に取り組むように頑張ってもらいたいです。現役生の合格はこれらの差をどこまで埋められるかにかかっているといっても過言でもありません。一方で浪人生にはひとつひとつの現役生との差を意識・考慮し、それらの差をキープし、生かして合格に向かってもらいたいです。

この時期に触れたい第1章の内容は大体書いたと思うのでそろそろ第2章の実際の勉強のことについて書いていきたいと思っています。教科ごとに参考書等も紹介できたらと思っています。

感想、意見、質問等ありましたらぜひコメントに書いていただきたいです。

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